一口法話

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諸経に学ぶ

最要鈔

「大無量寿経」(巻上)言設我得仏・十方衆生・至心信楽・欲生我国・乃至十念・若不生者・不取正覚・唯除五逆・誹謗正法。同願成就文「経」(大経巻下)言諸有衆生・聞其名号・信心歓喜・乃至一念・至心廻向・願生彼国・即得往生・住不退転・唯除五逆・誹...
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観無量寿経序分

 観無量寿経は、真宗の正依の聖典としての三部経(大無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経)の中の一つです。 釈迦が説かれたとか、そうではないとか、との学説があるようにも聞きますが、ある王族の家庭に起こった親子の葛藤が、浄土への道として示された壮大...
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勧衆偈を詠む

道俗時衆等    各発無上心    生死甚難厭    仏法復難欣共発金剛志    横超断四流    願入弥陀界    帰依合掌礼世尊我一心    帰命尽十方    法性真如海    報化等諸仏一一菩薩身    眷属等無量    荘厳及変...
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阿弥陀経の世界

 阿弥陀経が説かれた状景は、舎衛国にある祇樹給孤独の園で、お釈迦さまの前には1250人の大阿羅漢と言われる人々、舎利弗をはじめとするお釈迦様の大弟子や菩薩、摩訶薩と言われる人々、文殊師利法王子をはじめとする大菩薩、そして、その周り...
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阿弥陀経

姚秦の三蔵法師鳩摩羅什、詔を奉りて訳す  かくのごとき、我聞きたまえき。  一時、仏、舎衛国の祇樹給孤独園にましまして、大比丘衆千二百五十人と倶なりき。  みなこれ大阿羅漢なり。  衆に知識せられたり。 ...
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盆が来ると思い出す

 お盆が近づくと、遠くふるさとを離れて都会に出ている方が、お墓参りに帰ってこられる。宗玄寺では、土曜日や日曜日に帰郷される方は珍しい。たいていが月曜から金曜にかけて・・・。 それには理由がある。 ①土日は新幹線が行楽客などで...
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繰り返す風評と偏見

 「福島ナンバーの車の給油はご遠慮ください」(GS) 「福島の方の入店はご遠慮ください」(コンビニ) 「福島ナンバーのままでは首都圏へ持ち込まないでください」(運輸) 「営業停止区域ですから引っ越しの運送はできません」(運輸) 「...
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日本の仏教は便乗仏教か?

 宗教とは、そもそも人がその一生を如何に生きていくべきかを深く考える存在である。仏教では、大乗・小乗など区別をしているが、「如何に仏になるか」ということである。  仏といっても、それは本来の意味は『仏陀』なので、つまり『覚者...
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霊とケガレ

先祖の霊が眠むっとる ご院さん。仏壇やお墓は先祖の霊が眠むっとるところですなー れ、れ、れーっ!!  意地悪根性がムクムクと湧き出て、  あのなー、葬式の弔辞におもろいのがあるぞ。 何んでんねん? 安らかにお眠りくださ...
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仏教の宇宙観

 無数、不可思議、微塵 などという言葉があるが、これは仏教経典の中に出てくる数の単位である。 正の方向には、とてつもなく大きな単位の数があり、負の方向にも限りなく小さな数の単位が出てくる。  仮に私たちの存在場所が正負の中間...
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