坊守とは真宗では一般的にお寺の奥さんのことを言います。
坊守制度のことについては議論が進められていますが、あえてここでは深く触れません。
宗玄寺の今の坊守は、古市へ来てもう30年になります。人生の半分がこの地の人間になってしまいました。
ところがですなー。村の事はよく知っているんです。この地で育った住職が知らないことまで。
住職が関心がないからか?
家庭を守り、寺の外交官であり、はてさて、住職の秘書であり・・・・・。
あのねー、遺族会があるんやけど、どことどこが遺族の家やった? と、近所の奥さん。
あそこと、あそこと・・・・ (坊守)
お前、よう知っとるな (住職)
あんたより、この人の方が頼りになるんやでー (近所の奥さん)
・・・・・・ (住職)
嫁という字は女へんに家と書く。いろいろ解釈はあるが、家の大黒柱かも知れない。
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