二日に一度ほど迷惑メールが入って来る。
具体的には、
「Amazon の支払い方法を変えてください」
というフィッシングをメールだ。私の名前は知らない。ただ、何処で手に入れたのか、偶然に出て来たのか、メール・アカウントだけで自動的に送ってくるのだ。アマゾンはこういうメールは送っていないから知佑医するようにと知らせて来る。
受信拒否をするのだが一向に止まらない。これはもうサーバーで止めてもらうしか方法がなかろうと考えた。
我が家は eo 光である。
eo 光のサポートを見ていたら、
サポートの空いている時間帯の一覧表があった。
サポート開始の朝の9時 を待って電話をかけた。どういう方法ですればいいのか教えてもらおうと思ったのだが、なんと「リモート」で処理してくれるというのではないか。
迷惑メールはブラウザーの迷惑メールホルダーの方に移動させているので、受信サーバーには 残っていない。ブラウザのメールのフォルダーから引き出して、目の前で次々と処理を進めてくれた。
やり方を見ていたが、半分は分かったが、半分は覚えられない。
メールアドレスを何種類か使い分けながら発信しているので、「次に来た時もまたお手数をお掛けしたいがよろしいか」と言うと 「OK」 と言ってくれた。リモートで処理してくれるのはとてもありがたい。サーバーで処理する場所のショートカットも作製してくれた。とても親切な女性オペレーターであった。
実は先だって、とうとうスマホを交換せざるを得なかった。特に注文をつけなかったので、販売店は「 iPhone 14」をセットしてくれた。 そして以前のスマホからデータを全部を移し替えてくれたのだが、「 支払い関係は自分で移行するように」とのこと。大方はできたが、「Suica」というものだけがうまくいかない。
iPhone のサービスに電話を掛けたら、リモートで設定してもらえた。全部リモートでオペレーターがするのではなくて、画面の中に矢印が出て、話をしながらその矢印に示されたところをクリックしていくと設定が進むのだ。手取り足取り教えてもらうというスタイルなのだ。数分後には無事に使えるようになった。親切な青年のように感じた。
「Suica」がうまく行かなかった原因は、画面の右上に小さな字で、「次を」というクリック場所をミスっていたのだった。それもよく知っているはずの二人が見入っていてであった。
「データの移行には24時間ほどかかる場合があります」
という注意書きが出ていたので、そちらばかりにに気をとられていたのだった。「画竜点睛を欠く」というか、「上手の手から水が漏れる」というのか、とにかく顔を見合わせてしまった二人であった。
「朝一」は NHK の番組だけではない。サービスを受けるには月曜の朝一が良いらしい。
がしかし、根本的なことを思うと、こういうフィッシングメールは社会のためには100%迷惑であることは明白である。フィッシングメールは、個々のユーザーが防衛措置を取るのではなく 、犯罪なのだから、ネット業者の方で自動的に対策を取ることはできないのであろうか。そして徹底的にサイバー犯罪を根絶してほしいものだ。犯罪に使われるであろう「名簿」については、何らかの対応をしようという動きのあることが報じられている。
楽天通販でも同様のフィッシングメールが来る。
契約もしていないカードが使われているというメールも来る。
そんなのに頭と時間を使わずに、真面目に働いたらどうか?
「浜の真砂は尽きるとも 世に泥棒の種は尽きまじ」
と石川五右衛門が言ったそうだが、人を騙して利益を得ようとするような卑劣な行為は許してはならない。 結末は「公開釜ゆで」になるのがオチだぞ。