今日は 篠山ABCマラソン


 今日は篠山 ABC マラソンが開かれている。今年で第43回という。新型コロナで中止になった年もあった。第1回は1981年。 当時私は37歳であった。

 最初の頃の大会は設備も幼稚なもので、篠山の人たちは、こんな大きな大会を運営していくだけのスキルも充分ではなかった。

 今では、着順判定はタグを着けて自動的にタイムも記録できるのであろうが、当時はストップウォッチを片手に着順を判定していた。

ゴールの上に設置された着順犯定ビデオ撮影ブリッジ 左が私

 団子になって入って来るともう大変なので、何か良い方法はないかと考えて、ビデオでゴールの様子を撮影することになった。画面の中にタイムも記録されるので、スタートのピストルを合図にカメラのスタートボタンを押した。

 結果は役に立ったのかどうかは分からないが、3年ほどそんな方法がとられていたと記憶している。

 当時のスタートは篠山城三の丸広場からのスタートであった。たくさんの人が参加しているので、最前列の人がスタートしてから最後列の人がスタートラインを通過するのに30分もかかっていた。最前列の人のタイムは正確であろうが、最後列の人で頑張って制限時間内に入ったとしても、その人のタイムは30分もの差があって正確ではなかった。マラソンとは何と不公平なスポーツかと思ったものであった。

 走った記録を何とかしようと参加している人たちと、とにかく参加してみるのだ。 楽しんで来るのだという人たちとで二つのコブができていた。
 仮装をして参加したり、沿道で振る舞われる「うどん」や「猪汁」を満喫しながら、早春の丹波路をゆっくりと走って楽しんでいる人たちもたくさんいた。それはそれで良いのではないかと思った。

 80歳を超えたランナーが走ったと新聞に紹介された年もあった。 今年は穏やかな良いお天気に恵まれた。参加したい人たちは存分に丹波の早春を味わって帰っていただければ・・・。


スタートから6㎞ほどの地点での撮影です。暖かい地域の方の声援が・・・・・。

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