うだるような暑さの後は雨雨雨。お盆が通り過ぎて、初日は5分やっては10分休憩という非効率な草刈りをした。予定の半分ほどでグロッキーになる。「残りは明日」と。
で次の日はショボショボと雨が降る。「ま、ええか」と草刈りを始めたら、土砂降りになってきた。カンカン照りより作業が弾む。ずぶ濡れになって体が冷やされて、すこぶる楽なのだ。前日より遙かに作業がはかどる。荒れ地は綺麗に草が刈れてスッキリした。
次の日、もう一つの荒れ地の草刈りをば。が、草刈り機の歯が切れなくなっているので、午前中はホームセンターへ走る。3枚セットのをゲット。午後から作業開始。が、この荒れ地は山の裾に位置するので、ご多分にもれず、鹿やイノシシの「ぬたば」になっている。行儀良くではなくて、そこら一面、ところ構わず掘り返している。穴が空いている傍には大小の石ころがごろごろ。最初はイノシシの仕業とは思っていなかったので、誰がこんな所へ石を捨てて行くのか?と思っていたのだった。
こんな中で、ススキなどが70㎝も伸びている荒れ地一面を刈り始めると、歯が石に当たって・・・。チップも1/3ほどが飛んでしまい、切れなくなってしまった。3枚セットを買っていたので歯を取り替えて作業を続行するもヘトヘトになって、「続きは明日に」と。
朝7時30分、朝靄が立ちこめている。通勤の自動車が激しく行き交う道を横断して再挑戦だ。日が昇るまでの時間は涼しいので作業がはかどる。それでも終了したのは10時になっていた。こういう作業を1年間に2~3回はしなくてはならない。荒れ地の管理も大変なのだ。と言うて売れる土地ではない。「酒1升添えてもらってもらった」という笑い話が残っているが、まあそんな所だ。5リットルの混合ガソリンがスッカラカンになっていた。