本山の報恩講にお参りする  2021.11.26


ご影堂の夜景

 本山の報恩講にお参りに行って来た。11月21日から28日までの7日間勤まる。24日と25日は「御伝鈔」の拝読がある。御伝鈔が終わって「後夜」のお勤めが終わると、外はとっぷりと暮れて、普段は見ることの出来ない境内の様子に出合うのだ。

 中も外も菱灯籠に灯が入って、ちょっと控えめなライトアップにご影堂や門が浮かび上がる。この夜景は「御伝鈔」が読まれる日だけに巡り会えるのだ。

ご影堂門の夜景

 渉成園(枳穀邸)もこのシーズンはライトアップされ、色づいた紅葉が池に反射して訪れた人たちから歓声があがっていた。「現職の時には3年ばかり京都に勤めていたが、こんな所があるとは知らなかった」と友人が、都市の真ん中の絶景を楽しんでいた。

 コロナが出て来る前は、池に面した座敷で京料理を楽しむ事ができ、演奏会も催されていたが。再開はいつのことになるか?

「御伝鈔」の前に、ご隣山にもお参りをしてきた。ご影堂では赤ちゃんを抱いた若い夫婦が「初参式」を受けていた。ご隣山の境内には大きな銀杏が色づき、完成なった「唐門」の美しさを拝見することが出来た。

境内の大銀杏
国宝 本願寺唐門

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