丹波篠山古市の大晦日は宗玄寺の除夜の鐘


21世紀は みんなが大切に生きていく世紀にするのです。

 第二次大戦の金属供出令で戦争に駆り出された梵鐘が、昭和51年に再建され、以来もう30年ばかり続いている除夜の鐘。一口500円からみんなで寄せ集められた浄財であった。宗玄寺の門徒さんよりも、もっともっと多くの村や町の人たちの気持ちで出来た梵鐘。

 その歳の大晦日から、宗玄寺の除夜の鐘が再び夜空に響きわたりました。

 竹酒・ぜんざい・おでんなどの接待も、最近は飲酒運転をしないために「ぜんざい」だけになりましたが、本堂では抹茶席が今も続いています。

 宗玄寺の除夜の鐘を経験した方は、お茶席の堅苦しさから解放されて、お茶を飲むのに何の抵抗感もなくなりました。

 焚き火を囲んで、ぜんざいを手にし、大きな音、そっと小さな音と、様々の音色を奏でながら大晦日を過ごします。

 遠くは大阪からも撞きに来られたり、宗派を越えてみんなに開放されている鐘は108を遙かに超えて撞かれていきます。

 寺は法事や葬式ではなく、生きる力を自分で見つけに来るところ。それをちょっぴりお手伝いするのが住職たちの仕事。

 あなたも鐘を撞きにきませんか? お待ちしています。
 共に生きていくために……。まさに願わくば衆生とともに

ライブ配信しています。


旧ホームページからの移転

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました