法事にお参りに行きました。
やおら座って前を見ると、な、なんと。香炉の中の線香らしき燃えがらのなんと太いことか。
おまけに長さ約2㎝太さ約8㎜の黄色い筒のようなものがあるではあーりませんか。
意地悪根性がムクムクと湧き出て、
「奥さん。何でタバコに火を点けて香炉の中に入れたの??」
「おじいちゃんがタバコが好きやったから・・・・」
「タバコ吸ったら肺ガンになる言うのに。おじいちゃんがあの世で肺ガンになってもええんか?」
「????」
お墓参りに一緒について行きました。
やおら墓石の前に立って前を見ると、な、なんと。ワンカップが供えてあるではあーりませんか。
意地悪根性がムクムクと湧き出て、
「奥さん。何でワンカップが供えてあるん??」
「おじいちゃんが酒が好きやったから・・・・」
「酒飲んだら肝臓に悪いと言うし、酒の飲むのは仏教ではいかん言うてるで。」
「??????」
「おまけにあの世へ言ったら、手が下向いてて、力が入らんで!。せめて蓋取ってあげな、飲めへんで」
「?????」
「もしなー。おじいちゃんが無類の女好きやったとしたら、ここに裸の女の人供えるか? おじいちゃんの好きやった別嬪さんやで言て?」
「そんなあほな!」
お墓を作ったから、性根を入れて欲しいということでした。
「お寺さん。阿弥陀経お願いしますわ」
私ゃ、お経の注文されたのは初めてや。
「お墓だけこっちの霊園に作られるんでしょう?」
「ええ。お寺さんは神戸ですわ。霊園の人に聞いたら、同じ宗旨のお寺はお宅や言うんで・・・・」
意地悪根性がムクムクと湧き出て、
「私ゃ、墓では阿弥陀経は上げまへん。それに蕎麦屋の出前とはちゃいますで!」
すったもんだの末、とうとう神戸の坊んさん連れてきたとか。
お墓で何でお経が必要なのか? お経って何? ちょっと考えて見ましょう。
旧ホームページからの移転